神奈川県の中学校・高校一覧

同校の英語教育を改革してきた弦巻先生に聞きました。
「大学共通テストのために英検を取得すべき」と授業で指導されていました。
弦巻先生：英検を取得することで大学入試の英語試験免除や加点などの優遇措置があります。英語の加点は理系にも有利なため、生徒にもそのように指導しています。
取得目標についても教えてください
弦巻先生：中学３年生で英検準２級、高校３年生で英検準１級取得を目標にしています。現在準２級の取得率は５０％ほどですが、８０％には届きそうです。年間を通し英検合格に向けて本校では年間を通して対策を組んでいます。例えば、英検前には「校内単語テスト」を行い、土曜講習・夏期講習・冬期講習で「英検対策講座」を実施しています。

小学校から高校まで併設されていて、中高は１学年１９０人（中学入学者が６割）と先生の目が行き届く人数です。 放課後講習を１講座１０００円で設け、卒業生がチューターを務める自習室が１９時まで利用できるので予備校に通う生徒は少ないようです。 ２０２３年大学入試では東大・京大をはじめ国公立大に１５名、早慶上智に６５名、MARCHに９２名が合格。特に上智大へはカトリックの推薦で１３名が進学しました。

英語と数学に関しては、学力別にクラスを分けて授業をしています。
英語については入学説明会の時にテストを行ない、帰国生一般生問わず英語力が高い生徒に対して、中１から授業をグレード別で行っています。２クラスの３展開、英会話４展開と多展開です。適宜入れ替えもあります。

慶應義塾湘南藤沢高等部の帰国生入試では、出願資格に「英検準１級以上を取得している者」の条件があります。

日本大学高等学校の推薦入学試験では、出願資格に「英検準２級の場合、５段階評定の合計が２１以上、かつ、９教科の５段階評定の合計が３８以上であること」があります。

法政大学国際高等学校の１B入試（自己推薦）では、出願資格に「英検２級以上を取得している者」の条件があります。

学年ごとに合格目標を設定して英語力を底上げ。中等部在学中に準２級、高等部卒業までに準１級合格を目指し、事前の対策講座や２次試験対策の個別指導（希望制）でサポートします。

教科書は、『プログレス』を使っていますが、大学受験の英語で出題される時事的なテーマが『プログレス』では弱いので、検定教科書も併用しています。
英検対策として、中１で英検準２級・準１級講座、中２で英検２級・準１級講座、中３で英検準１級講座を開催しています。また帰国生が英語の力を維持するための、帰国生向け補習も実施しています。